
プラスチック製のすのこベッドってどうなの?
木製が主流だったすのこベッドですが、新しい選択肢としてプラスチック製のすのこが注目されています。
そのメリットは、木製の製品と比較してすのこ自体にカビが発生しない、プラスチックだから軽量である、といったポイントです。
しかし、現在各メーカーから販売されている各製品にどんな違いがあるのか、パッと見ただけでは正直分かりづらいのが実情です。
そこでプラスチック製すのこを実際に使って3年になる筆者が、現在販売されている4製品を比較して特徴を解説します。
これを読むことで、自分にとってどのプラスチック製すのこが最適なのか分かりやすくなるはずです。
プラスチック製すのこの購入に迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
プラスチック製すのこベッド4製品の比較表(シングルサイズ)
すのこベッド エアースリープ | 折りたたみ式樹脂すのこベッド DC-90 | ジョイントパレット(8個セット) | 樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91 | |
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最安価格(2023年2月19日時点) | 税込 8,164円 (Amazon) | 税込7,429円 (楽天) | 税込 7,120円 (楽天) | 税込 26,534円 (Amazon) |
タイプ | 折り畳み式(6つ折り) | 折り畳み式(10つ折り) | セパレート式(8個) | ベッド式 |
材質 | ポリプロピレン | ポリプロピレン(抗菌樹脂加工) | ポリプロピレン | ポリプロピレン70%、ポリエチレン30% フレーム部:スチール |
メーカー | 蝶プラ工業 | サン・ハーベスト | ベルカ(伸晃) | 弘益 |
拡げたときのサイズ(cm) | 幅100×長さ201 ×高さ3 | 幅99.5×長さ205 ×高さ2.8 | 幅103×長さ204 ×高さ7.1 ※8個組合せ時 | 幅97.0×長さ201.5 ×高さ50.0 |
折り畳み時のサイズ(cm) | ×高さ18 | 幅100×長さ33幅99.5×長さ17 ×高さ21 | 幅51.7×長さ51.6 ×高さ7.1 ※1枚あたり | 幅97.0×長さ50.0 ×高さ105.0 |
床面・床下高さ | 床面29.5cm 床下26.5cm | |||
重重量 | ※最軽量 | 4.9kg8.0kg | (1個 約1.4kg) | 8個 約 11.2kg17.6kg |
耐荷重 | 約150kg | 不明 | 1枚あたり120kg | 約80kg |
生産国 | 日本 | 台湾 | 日本 | 台湾 |
特徴 | 6枚に折りたたみコンパクトに収納 超軽量4.8kg 床に優しい クギ・金属蝶番・塗料・接着剤を使用していないので安全 下のすのこを組むだけで布団も干せる | 抗菌加工で衛生的 折り畳んでコンパクトに収納 | 8個セットのジョイント式 押入れやクローゼットのすのことしても利用できる 高床式なので通気性が良く湿気がたまりにくい構造 掃除機ノズルが入るのでお掃除簡単 | 二つ折りにしてコンパクトに収納可能 |
筆者の評価 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
プラスチック製すのこベッドのメリット・デメリット
各製品の特徴を解説する前に、先に4製品に共通するプラスチック製すのこベッドのメリット・デメリットについて解説します。
プラスチック製すのこベッドのメリット
- すのこ自体にカビが発生する心配がない
- 汚れが簡単に拭き取れるので衛生的
- 木製に比べて軽量
木製すのこは、すのこ自体にカビが発生してしまうリスクがあります。その点、プラスチック製はその心配がないのが大きなメリットです。
また、もし汚れてしまっても簡単に拭き取れますので、手入れの手間もなく衛生的。
さらに、軽量な材質のため、女性でも持ち運びがしやすい商品が多いのです。
プラスチック製すのこベッドのデメリット
- 冬はやや冷たく感じる
- 耐用年数にやや不安がある
木製ならではの「木の温かみ」がないので、冬にはすこし冷たく感じるかもしれません。
ただ、厚みのある布団やマットレスを使ったり、電気毛布で対策できます。
また、プラスチック素材の経年劣化によりいつまで利用できるについてもやや不安があります。
日光にあたると劣化が早く進むというので、できるだけ日陰に保管するのがおすすめです。
すのこベッド エアースリープ(蝶プラ工業)の特徴


それではさっそく商品について解説していきます。
まずは「エアースリープ(蝶プラ工業)」。その特徴はなんといってもその軽さです。
その重さ4.9kgと、女性でも持ち運びがしやすい重量となっています。
毎日すのこベッドを出し入れする負担もグッと少なくなりますね。


折りたたみ式樹脂すのこベッド DC-90(サン・ハーベスト)の特徴


「折りたたみ式樹脂すのこベッド DC-90(サン・ハーベスト)」の特徴は、コンパクトに折り畳めるので細い場所でも収納できることです。
折り畳んだときの幅はなんと17cm!これだけ細ければ、家具のすき間などにコンパクトに収められますね。
ただ、8.0kgとそれなりの重量があるのが少し気にかかるところです。


ジョイントパレット(ベルカ<伸晃>)の特徴


「ジョイントパレット(ベルカ)」の特徴は、セパレートタイプで自由度が高いことです。
シングルサイズなら8個、セミダブルなら12個など、必要量だけ買い足せば大きさ(サイズ)は自由自在です。
また、すのこベッドとして使用しなくなったら、ベランダや押入れの下に敷いたりする等、幅広く利用できます。


樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91(弘益)の特徴


「樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91(弘益)」の特徴は、二つ折りできる脚付きベッドであることです。
キャスター付きなので移動も簡単、二つ折りにすれば部屋を圧迫することもないので、ベッドに慣れているならこちらが最適かもしれません。
ただ、耐荷重が約80kgとあるので注意が必要です。


筆者が選んだのは「エアースリープ(蝶プラ工業)」


さて今回の記事で紹介した商品から筆者が実際に購入したのは「すのこベッド エアースリープ(蝶プラ工業)」でした。
決め手となったのは、やはりその軽さ!
軽量なので毎日手軽に片づけられ、ゆったりと部屋を使えるようになりました。


可変して組み立てられるので、布団を乗せて干すこともできます。
私は出勤中はここに布団を乗せて通気させています。


エアスリープの詳細については別記事でもまとめています。よろしければご覧ください。


まとめ:プラスチック製すのこベッドでカビの不安のない生活を!
今回の記事では、プラスチック製すのこベッドを使って3年になる筆者が、現在販売中の4製品を比較して特徴を解説しました。
プラスチック製すのこベッドのメリットは何と言ってもカビ対策になること!
製品の種類がまだ多くないプラスチック製すのこベッドですが、現時点でもそれぞれ特徴のある商品が揃っています。
自分に最適な製品を選んでカビの不安のない生活を過ごしましょう!






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