木製のすのこベッドはよく見るけど、プラスチック製のすのこベッドってどうなの?
桐やヒノキなどの木製が主流のすのこベッドですが、最近は新しい選択肢としてプラスチック製のすのこが注目されています。
プラスチック製すのこの特徴は、すのこ自体にカビが発生しない、プラスチックだから軽量、といった点。
特にカビが発生しない点は、カビ被害の経験者にとっては魅力に感じるのではないでしょうか
しかし、同じプラスチック製でも、各メーカーから販売されている製品の違いが分かりづらいのが実情でしょう。
そこで、プラスチック製すのこを使い続けて3年になる筆者が、現時点で販売されている5製品を比較解説します。
これを読むことで、どのプラスチック製すのこが自分に向いているかの判断材料となるはずです。
プラスチック製すのこの商品選びで迷っている方は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
プラスチック製すのこベッド5製品の比較表(シングルサイズ)
すのこベッド エアースリープ | (パレット12個) | マルチパレットジョイントパレット(パレット8個) | 樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91 | 樹脂すのこ ベッドフレーム KH-3707 | |
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最安価格(2024年2月17日時点) | 税込 8,091円 (Amazon) | 税込7,990円 (Amazon) | 税込6,990円 (Amazon) | 税込 25,300円 (Amazon) | 税込 23,335円 (Amazon) |
タイプ | 折り畳み式(6つ折り) | セパレート式(シングルサイズは計12個) | セパレート式(シングルサイズは計8個) | ベッドタイプ | ベッドタイプ |
材質 | ポリプロピレン | ポリプロピレン | ポリプロピレン | ポリプロピレン70%、ポリエチレン30% フレーム部:スチール | 主材:スチール、床面:樹脂スノコ |
メーカー | 蝶プラ工業 | グリーンパル | ベルカ(伸晃) | 弘益 | 萩原 |
拡げたときのサイズ(cm) | 幅100×長さ201 ×高さ3 | 幅110×長さ185 ×高さ7 | ※8個組合せ時 幅103×長さ204 ×高さ7.1 | 幅97.0×長さ201.5 ×高さ50.0 | 幅99×奥行205.5×高さ30cm |
折り畳み時のサイズ(cm) | ×高さ18 | 幅100×長さ33分解可能 | 分解可能 | 幅97.0×長さ50.0 ×高さ105.0 | 折り畳み不可 |
床面・床下高さ | 床面29.5cm 床下26.5cm | 床面30cm 床下25cm | |||
製品重量 | ※最軽量 | 4.9kg合計 約7.5kg | (1個 約1.4kg) | 8個計 約 11.2kg17.6kg | 24kg |
耐荷重 | 約150kg | 1枚あたり80kg | 1枚あたり120kg | 約80kg | 120kg |
生産国 | 日本 | 日本 | 日本 | 台湾 | 台湾 |
特徴 | 6枚に折りたたみコンパクトに収納 超軽量4.8kg 床に優しい クギ・金属蝶番・塗料・接着剤を使用していないので安全 下のすのこを組むだけで布団も干せる | 高床なので通気性が高く、掃除しやすい パーツ分けできる | 8個セットのジョイント式 押入れやクローゼットのすのことしても利用できる 高床式なので通気性が良く湿気がたまりにくい構造 掃除機ノズルが入るのでお掃除簡単 | 二つ折りにしてコンパクトに収納可能 | 耐久性・通気性・耐水性 スチールフレームは粉体塗装でサラッとしており色あせしにくい加工 シンプルなデザイン |
筆者の評価 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
プラスチック製すのこベッドのメリット・デメリット
各製品の特徴を解説する前に、先にプラスチック製すのこベッドのメリット・デメリットについて解説します。
プラスチック製すのこベッドのメリット
- すのこ自体にカビが発生する心配がない
- 汚れが簡単に拭き取れるので衛生的
- 木製に比べて軽量
木製すのこは、すのこ自体にカビが発生するリスクがあります。その点、プラスチック製はその心配がないのが大きなメリットです。
また、もし汚れてしまっても簡単に拭き取れますので、手入れの手間もなく衛生的。
さらに、軽量な材質のため、女性でも持ち運びがしやすい商品が多いのです。
プラスチック製すのこベッドのデメリット
- 冬はやや冷たく感じる
- 耐用年数にやや不安がある
木製ならではの「木の温かみ」がないので、冬にはすこし冷たく感じるかもしれません。
ただ、厚みのある布団やマットレスを使ったり、電気毛布で対策できます。
また、プラスチック素材の経年劣化によりいつまで利用できるについてもやや不安があります。
日光にあたると劣化が早く進むというので、できるだけ日陰に保管するのがおすすめです。
次からさっそく商品について解説していきます。
すのこベッド エアースリープ(蝶プラ工業)の特徴
まずは蝶プラ工業の「エアースリープ」です。
その特徴はなんといってもその軽さ。4.9kgと、女性でも持ち運びがしやすい重量となっています。
毎日すのこベッドを片付ける場合は、負担がグッと少なくなります。
マルチパレット(グリーンパル)の特徴
グリーンパルのマルチパレットは、パレットを組み合わせて「すのこベッド」として使用できます。
パレットの組み合わせ次第でロングサイズやダブルサイズなど、サイズも調整できるのが特徴です。
また、プラスチックの独特な匂いがないので安心して眠れます。
高床になっているため通気性に優れており、かつ非常に丈夫であるという口コミがみられます。
ジョイントパレット(ベルカ<伸晃>)の特徴
ベルカの「ジョイントパレット」の特徴は、セパレートタイプで自由度が高いことです。
シングルサイズなら8個、セミダブルなら12個など、必要量だけ買い足せば大きさ(サイズ)は自由自在。
また、すのこベッドとして使用しなくなったら、ベランダや押入れの下に敷いたりする等、幅広く利用できます。
樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91(弘益)の特徴
弘益の「樹脂すのこ折り畳みベッド FBD-PS91」の特徴は、二つ折りできる脚付きベッドであることです。
キャスター付きなので移動も簡単、二つ折りにすれば部屋を圧迫することもないので、ベッドに慣れているならこちらが最適かもしれません。
ただ、耐荷重が約80kgとあるので注意が必要です。
樹脂すのこベッドフレーム KH-3707(萩原)
萩原の「樹脂すのこベッドフレーム KH-3707」の特徴は、そのシンプルなデザインです。
折りたたみの機能はないですが、それだけにシンプルなパーツで構成されており耐荷重に優れています。
折りたたんで部屋を広く使いたいという目的がないのであれば、スッキリした部屋にみえる萩原のシンプルなベッドフレームはおすすめです。
筆者が選んだのは「エアースリープ(蝶プラ工業)」
さて、今回の記事で紹介した商品から筆者が実際に購入したのは「すのこベッド エアースリープ(蝶プラ工業)」でした。
決め手となったのは、やはりその軽さです。
軽量なので毎日手軽に片づけられ、ゆったりと部屋を使えるようになりました。
可変して組み立てられるので、布団を乗せて干すこともできます。
私は出勤中はここに布団を乗せて通気させています。
エアースリープの詳細については別記事でもまとめています。よろしければご覧ください。
まとめ:プラスチック製すのこベッドでカビの不安のない生活を!
今回の記事では、プラスチック製すのこベッドを使って3年になる筆者が、現在販売中の5製品を比較して特徴を解説しました。
プラスチック製すのこベッドのメリットは何と言ってもカビ対策になること!
製品の種類がまだ多くないプラスチック製すのこベッドですが、現時点でもそれぞれ特徴のある商品が揃っています。
自分に最適な製品を選んでカビの不安のない生活を過ごしましょう!
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