ミニマルな暮らしにウォーターサーバーは馴染む?
こんにちは、ジョイ右京です。最小限のモノで暮らすミニマリストです。
最近広告でよく見かける家庭用のウォーターサーバー。
日常生活では基本的に水しか飲まないので気になっていたのですが、そこはできるだけ部屋にモノを置きたくないミニマリスト。
室内に大きなウォータサーバーを設置することに躊躇していました。
しかし、コンパクトなサイズの浄水型ウォーターサーバー 「every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)」という製品があることを知り、思い切ってレンタル契約することにしました。
今回の記事では、every frecious mini を使用しはじめて1ヶ月になる私が、
- 「ミニマリストに暮らしにevery frecious mini は馴染むのか?」
- 「every frecious mini 契約する価値はあるのか?」
について私見を述べ、私が感じたメリット・デメリットとともにご紹介したいと思います。
最後までご覧いただけると幸いです。
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)とは
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)は、浄水型ウォータサーバーです。
浄水型ウォーターサーバーは、水道水を浄水して飲料水にします。
every frecious mini は「every frecious」という製品シリーズの1種で、全体のラインナップは計3種があります。
- 自立スタンドタイプの「tall」
- 卓上タイプの「mini」
- カフェ機能が付いた「tall+cafe」
私が選んだのはコンパクトな卓上型の「mini」になります。
浄水型のウォータサーバー
ウォーターサーバーといえば、以前は定期的にボトルが配送される宅配型のウォーターサーバーが主流でした。
しかし、最近では水道水を浄水するウォーターサーバーがトレンドになってきています。
というのも、宅配型のウォーターサーバーは2週間や3週間に一度、ボトルの水を宅配便で受け取る負担が大きかったからです。
対して、every frecious mini は浄水型のウォータサーバーなので、水道と直接接続する必要はなく内部の貯水タンクに水道水を注ぐだけです。
浄水された冷水とお湯の両方を、これ1台で手軽に利用することができます。
製品仕様
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)の製品仕様は次のとおりです。
冷水温度 | 5~10℃(ECO冷水:約10~15℃) |
温水温度 | 80~85℃(ECO温水:約70~75℃) |
サイズ | 幅:250mm 奥行:295mm 高さ:470mm(フタを開けた高さ:670mm) |
重さ | 8.3kg |
タンク容量 | 冷水=0.8L / 温水=0.9L |
消費電力 | 冷水=100W / 温水=200W |
レンタル利用料金
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)のレンタル利用料金は毎月定額制となっています。
月30日とした場合、1日当たりの料金は3,300円÷30日=110円。
以下の費用は無料となっています。
- 送料:無料0円
- 初期費用・工事費用:0円
- 交換用カートリッジ費用:0円(32週毎に無料でお届け)(※別途、水道料金がかかります)
ただし、3年以内に解約する場合や不注意でサーバーを壊した場合など、別途料金が発生する場合があります。
これについては後ほど解説します。
本体カラー
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)のサーバーは、黒と白から選択可能です。
私は、もしカビが発生しても確認しやすい「白」を選びました。
設置方法
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)は、佐川急便で届けられます。
サーバーの設置に工事は不要です。
初期設定は自分ですることになりますが複雑な手順はありません。私は、開封後30分程度で使い始められました。
セット方法の解説は、事前に公式チャンネルの動画を見ておくと分かりやすかったです。
製造販売元
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を製造・販売しているのは、2010年創業の富士山の銘水株式会社。
天然水の製造・販売を事業としており、富士山の最高品質の天然水をウォータサーバーを通して提供しています。
当社は、徹底した品質管理体制のもと、法定検査に加えて3時間ごとの製品検査、1ヶ月ごとの放射性物質検査を行うなど、厳しい自主基準を設けています。「安全性の証明」として、2012年に食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」の認証を取得しました。これは、宅配水専業メーカーでは業界初となります。
環境・品質‐富士山の銘水株式会社
品質管理も徹底されています。
また、事業だけにとどまらず、地域経済発展のための活動や環境保全活動にも積極的に取り組んでいる企業です。
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気付いたメリット4選
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気付いたメリットは次の4つです。
ミニマリストの暮らしにも合うサイズだった
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気付いたメリットの一つ目は、ミニマリストの暮らしにも合うサイズだったことです。
我が家では上記写真のように設置しましたが、圧迫感をほとんど感じられませんでした。
すっきりとしたデザインなので部屋の景観も邪魔しません
できるだけモノを少なくしたいというミニマリストにも合っているウォータサーバーだと分かりました。
想像よりも音が小さかった
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気付いたメリットの二つ目は、想像よりも音が小さかったことです。
サイズの次に懸念していたことが「音」。
加温時などに大きな音が発生する場合、日常生活の支障になってしまうからです。
実際に設置したところ、ほとんど音は気になりません
たまにコオオオオという音がしていますが、それも生活の邪魔になるほどではありません。
我が家では念のために空気清浄機の横に置いたのですが、おかげでほとんど音に気付かないほどになっています。
背面のデザインが良かった
every frecious miniを実際に使って気付いたメリットの三つ目は、背面まで配慮されたデザインだったことです。
他社のウォーターサーバーは、正面はスマートなデザインなのに、背面は内部がむき出しになっているものがあります。
背面をみる機会はあまりないとはいえ、たまにみると残念な気持ちになりそうだと思っていました。
every frecious mini は背面から見てもスマート
every frecious mini どこに置いても景観をくずしませんでした。
常温の水が出なくても問題なかった
every frecious mini を実際に使って気付いたメリットの四つ目は、常温の水が出せなくても問題なかったことです。
実は、every frecious シリーズのうち「mini」だけが常温の水が出せないようになっています。
冷水より常温の水が好みの私はここが引っかかっていたのですが、「ECO冷水モード」にすることで10~15℃(通常5~10℃)となり、ほぼ常温に近い温度であることが分かりました。
電気代も節約されますし、これはありがたい機能でした
真冬でもこの温度は一定となっているので、季節に関わらず同じ温度の水を飲めるのは助かりました。
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気になったデメリット3選
every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気になったデメリットは次の3つです。
日常のメンテナンスが面倒
every frecious mini を実際に使って気になったデメリットの一つ目は、定期的なメンテナンスが面倒なところでした。
取扱説明書には、次のお手入れを定期的におこなうように記載されています。
【3日に1回のお手入れ】
○貯水タンク中性洗剤で汚れを落とした後に、よくすすいでお水を入れ替えてください。
○給水口
溜まったお水をキッチンペーパーなどで拭き取り、除菌シートなどを使って掃除してください。
「every frecious mini 取扱説明書」より
【1週間に1回のお手入れ】
○コックキャップ取り外して水洗いしてください。
○出水口
ブラシをノズルに差し込み汚れを取り除いてください。
○ドリップトレイ
中性洗剤で汚れを落とした後に、よくすすいで乾いた布で水気を拭き取ってください。
「every frecious mini 取扱説明書」より
every frecious mini には、ウォーターサーバー内を自動的に殺菌する機能もついています。
しかし、しっかり衛生を保つためにはこの作業も必要なのでしょう。
やや面倒ではありますが、定期的にやっているとあまり苦ではなくなってきました
2人暮らしでも1日2回の給水が必要
every frecious mini を実際に使って気になったデメリットの二つ目は、2人暮らしでも1日2回の給水が必要なところでした。
every frecious mini の貯水タンクの容量は3.3L。
飲料として使うだけなら1日に1回の給水で充分ですが、料理にも使うときは1日に2回の給水が必要でした。
給水にそれほど手間がかかるわけではないですが、面倒くさがりの人は気になるかも知れません
給水の回数を減らしたい方は、miniではなくtallを選ぶと、貯水タンクの容量は5.7Lになります。
ポット型浄水器「BRITA(ブリタ)」との比較
every frecious mini を使い始めるまえは、BRITA(ブリタ)の浄水ポットを10年以上使用していました。
水道水を浄水するという機能は同じですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
比較してみました。
浄水機能(除去物質数)
まず浄水機能について。
every frecious mini とBRITAの除去物質数を各公式サイトで確認したところ次のとおりでした。
単純に数だけをみると every frecious mini の方が除去物質数が多いようです。
専門家ではないので物質の内容については不明ですが、どちらも公の機関の基準を満たした性能であることがわかります。
水の美味しさ
浄水後の水の美味しさですが、私はほとんど差異が感じられませんでした。
そこで妻にも両方を飲み比べてもらいました。
どちらかといえばevery frecious mini のほうがまろやか……?
妻の意見はこうでしたが、私もまったく同意見でした。どちらも美味しいと感じられます。
コスト
BRITAの浄水カードリッジの価格は、4個入りで税込3590円(2024年3月現在)となっています。
1個当たりの価格は約900円。カートリッジ1個の総ろ過水量は150L。
1日の使用量をevery frecious mini の貯水タンクの容量の3.3Lとした場合、150L÷4L=45.4L
1個のカートリッジで約45日ろ過できるので、1日当たりの料金は、900円÷45日=20円
1日当たり料金 | |
---|---|
BRITA | 20円 |
every frecious mini | 110円 |
every frecious mini は、1日当たりの料金は110円でしたので、5倍以上の料金差があることになります。
ただし、BRITAはお湯をわかすためにガス代がかかりますし、every frecious mini については電気代がかかります。
単純な比較はできませんが、BRITAの方が低コストであるのは間違いないようです。
使いやすさ
個人的には、どちらも水道水を入れるだけなので手間だとは感じません。
しかし、Britaは基本的に冷蔵庫にいれることになるので、いつも冷たい水で飲むことになります。
温めるにはコンロで加熱する必要があり、それは面倒だと感じます。
一方、every frecious mini は冷水・温水がいつでも飲めるので、その点ではかなり使いやすいと感じます。
every frecious mini を使い続けて暮らしはどう変わった?
every frecious mini を実際に使用してみて、私の暮らしはどう変化したのでしょうか。
以前よりも水を飲めるようになった
明らかな変化として、以前よりも水を飲むようになりました。
この理由は、飲料水の温度調整がしやすくなったからだと思います。
それまで使用していたポット型浄水器は、冷蔵庫に入れたままでした。
冷たい水はまとめて飲むには刺激が強く、ちょっと敬遠しているところがあります。冬場は特にです。
every frecious mini では、温水の後で水をいれて温度調整できるので、いつでも無理なく水が飲めるようになりました。
水は、一日に1.2リットル飲むことが必要とされているので、健康的な生活の補助となっていると感じます。
衛生面で安心感がもてるようになった
every frecious mini を使用していて、浄水ポットを使用していたころよりも衛生面で安心感を持てるようになりました。
浄水ポットを使用していたころは、ポット内に見えない菌が発生しているのではないかと心配をしていました。
自分で洗剤で洗うのも頻繁にできるわけではないので尚更です
その点、every frecious mini は、ウォーターサーバー内を殺菌効果のある光で照射するUV機能が備わっているので安心感があります。
実際、胃腸の調子を崩すことなく過ごせています。
定額料金以外に発生する可能性がある費用
every frecious mini を契約する前に、私が個人的に気になったのは料金に関する点です。
毎月定額3300円をなんとか支払えるようにしたとしても、それ以外に料金が発生すると困ります。
ここでは定額料金以外に発生する可能性がある費用を公式サイトから引用しまとめました。
不注意で壊してしまった場合の弁済料
サーバーをレンタルされている場合で、お客様が本条第1項の遵守事項に反してサーバーを使用することによりサーバーを破損又は滅失あるいは故障した場合、又は、お客様の責めに帰すべき事由によりウォーターサーバーが破損又は滅失あるいは故障した場合には1台あたり、30,000円(税込33,000円)をお支払いいただきます。
エブリィフレシャスご利用規約 第7条4項より
不注意によりウォーターサーバーを壊してしまった場合、弁済金33,000円(税込)を支払う必要があります。
ただし、保証パック(月額550円)に加入していると減額され5,500円(税込)の負担金になります。
3年未満で契約を終了する場合の解約料
サーバーをレンタルいただいたお客様で以下に当てはまる期間にご契約を終了される場合は、サーバー1台あたり、以下の解約金を弊社へお支払いいただきます。
エブリィフレシャスご利用規約 第7条3項より
① ご契約後又はサーバー交換後1年未満でご契約を終了された場合
20,000円(税込22,000円)
② ご契約後又はサーバー交換後から1年経過後2年未満でご契約を終了された場合
15,000円(税込16,500円)
③ ご契約後又はサーバー交換後から2年経過後3年未満でご契約を終了された場合
10,000円(税込11,000円)
3年未満で契約を終了する場合、使用年数に応じて解約金が必要となります。
ここは契約する前にしっかり把握しておきたいところです。
契約終了後のサーバー返送手数料
サーバーをご返却される際は、サーバー返送手数料が別途発生いたします。
エブリィフレシャスご利用規約 第7条5項より
契約終了後にサーバーを返送する際にも手数料が発生するとあります。
私はまだ契約中なのでわかりませんが、解約の体験者の口コミでは3300円(税込)という情報がみられました。
every frecious mini 申込手順を画像付きで解説
every frecious mini 申し込み方法を画像付きで解説します。
なお、以下の画像は2024年3月時点の画像となっています。
現在は変更となっている場合があすますので、あらかじめご承知おきください。
every frecious のトップページ「お申し込みはこちら」を押す
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まとめ|every frecious mini は月額料金3300円を支払う価値がある?
今回の記事では、小さいウォータサーバー「every frecious mini」についてレビューしました。
実際に使って感じたメリット・デメリットは次のとおりです。
- every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気付いたメリット4選
- every frecious mini(エブリィフレシャス・ミニ)を実際に使って気になったデメリット3選
さて、そのうえで「every frecious mini は月額料金3300円を支払う価値があるか?」について、私見を述べたいと思います。
個人としてはevery frecious mini は月額料金3300円を支払う価値ありとの結論にいたりました。
以下、私見です。
- ミニマリストの暮らしにも馴染むサイズとデザイン
- 飲料水として美味しくて満足
- いつでも温水が利用できるという便利さ
- 温度調整ができるので水を飲む回数が無理なく増やせる
- 定額のコストは正直高いとは感じる(2500円くらいが丁度いいラインか)
人によっては生活費が一気にあがるので、そこは注意点と思います。
本記事は以上となります。
公式サイトでevery frecious mini詳細な情報を確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
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