こんにちは。ミニマリストの@ジョイ右京です。
「ミニマルな暮らし」をテーマに、必要最小限のモノだけで生活しています。
さて、皆さんは布団派でしょうか?ベッド派でしょうか?
最小限のモノで生活するミニマリストにとって「ベッドを置くかどうか」は強烈に悩ましい問題です。
良質な睡眠にはベッドがよさそうですが、なんせあらゆる家具のなかでも最大級のサイズを誇るベッド。
これをひとつで部屋の大部分が埋まってしまいます。
私はこれまでベッドで眠るのを10年、その後にベッドなし(布団)で眠るのを20年を経験してきました。
その体験から出した結論……それは「ベッドなし」で暮らす方がメリットが多いということでした。

現在はマットレス直置きで寝ています(2021年までは布団)
今回の記事は、ミニマリストの私が考えるベッドなし生活のメリット・デメリットについてまとめてみました。
また、私がベッドなしで生活をすることにした理由についても解説し、実際に使用している寝具一式もご紹介します。
ベッドを置くかどうか悩んでいる方の参考になると幸いです。
- ベッドなし生活のメリット【5選】
- ベッドなし生活のデメリット【5選】
- ミニマリストがベッドなしで生活する実例(寝具のセッティング)
ベッド派・布団派の割合はどれくらい?
ところで、ベッドで寝ている人(ベッド派)と布団で寝ている人(布団派)の割合は、どれくらいなのでしょうか?


調査メディアによってバラつきはありますが、ベッド派が6割、布団派が4割、となっています。
どちらかに偏らないということは、片方に明らかなデメリットがあるというわけではないようです。
つまり個人差がおおきい選択といえそうですね。
それでは次から、ミニマリストの私が考えるベッドなしで生活をするメリット・デメリットをご紹介します。
ベッドなしで生活するメリット5選
私が考えるベッドなしで生活するメリットは次の5つです。
床を最大限に利用できる
ベッドはあらゆる家具のなかでも特大といえるサイズ。部屋を占有する面積も圧倒的に大きくなります。
そのベッドがなければ、寝るとき以外は寝具を片付けられるので、部屋に余白をつくれます。
つまり床を最大限に利用できるようになります。


少しでも余白をつくりたいミニマリストとしては、おおきなメリットです。
引っ越し・廃棄するときの負担がすくない
ベッドは引っ越しや廃棄作業がかなりの負担になります。
引っ越しを業者に依頼する場合、ベッドの解体と組み立てにオプション料金がかかることもあり、費用面でも負担がかかってきます。
それなら廃棄だ!と廃棄しようにも、特大サイズの粗大ごみの廃棄はそれなりの料金がかかってきます。
いっぽう、布団やマットレスなら引っ越しのとき通常の荷物として取り扱えます。
粗大ゴミとして廃棄するときも、ベッドと比べるとはるかにラクです。



なんなら布団は自分でカットして捨てることもできます
部屋の掃除がラクになる
ベッドがないだけで、室内の掃除がグッとラクになります。
とくにベッド下は屈んで掃除するので負担がかかる場所。
ベッドがないだけで掃除の負担はかなり軽減されます。


失敗できない買い物というストレスがない
一般的にベッドは布団・マットレスに比べて高額になります(もちろん製品にもよりますが)。
高額ということはできれば失敗したくない買い物となります。
商品のベッドに横になることができる店舗もありますが、自分の部屋で朝まで寝てみないと本当に自分に合っているかは分からないもの。
ベッド購入はなかなかプレッシャーがかかります。
いっぽうそれに比べると気軽に買い替えができる布団・マットレスは、プレッシャーがはるかに少ないです。
「このベッドじゃないと眠れない」を回避できる
運よく自分にとって最適なベッドに出会ったとしましょう。
さて、あなたは「そのベッド以外で寝られるのか」不安にならないでしょうか。
もし、ホテルでの外泊のときに「自分のベッドでないと寝られない……」という状態を想像すると結構きついです。
あるいは極論ですが、自然災害時に避難所生活を余儀なくされる場合などでは、簡易な寝具しかありません。
しかしこれは、ベッドなしで生活していたから解決するということでもありません。
あくまで「どちらかというと布団やマットレスで寝る方が、タフな環境に近い気がする」という個人の感覚です。



最上のベッドをみつけられるのは最高にハッピーなことだと思います。
ベッドなしで生活するデメリット
次に、私が考えるベッドなしで生活するメリットは次の5つです。
毎日片付け&敷くを繰り返すのが面倒
ベッドなしの生活を選ぶ理由として「部屋を広く使いたい」がもっとも多い理由でしょう。
そのためには毎朝「収納」して毎夜「敷く」の作業を行うことになりますが、これはなかなか面倒な作業です。


もちろん敷いたままにすることもできます。
しかし、「部屋を広く使いたい」なら、片付けの作業は必須です。
ベッドに比べて性能に限界がある
布団・マットレスはコンパクトな代わりに、ベッドと比べると弾力性など性能に限界があります。
「よく眠れない」「疲れがとれない」など睡眠の質に不安がある方は、ベッドのほうが安心かもしれません。
床と近いためハウスダストを吸い込みやすい
布団・マットレスは床から近いため、寝ているあいだにハウスダストを吸い込みやすいといわれています。
喉を痛めやすい人やアレルギーの心配がある人は、充分に配慮しないといけないポイントです。


湿気がたまりカビの原因になる
布団・マットレスは床と直接接触するため、こもった湿気が逃がせずカビが発生しやすいといえます。
とくに布団を敷きっぱなしにしていると湿気が溜まったままになるのでなおさらです。
冬は床の冷たさが伝わり底冷えする
畳やフローリングに布団・マットレスを敷くと、冬はフローリングの冷気が直接伝わり、身体が冷えてしまいます。
しっかり暖房機器や毛布などで寒さ対策を整えることが大事になります。



私はプラスチックすのこを敷くことで、直接床の冷気が伝わらないようにしています。
ここまで、ベッドなしで生活するメリット・デメリットを5つずつご紹介しました。
私がベッドなし生活を選んだ理由①「すのこを敷けばカビ対策できる」
冒頭でも宣言しましたが、私はベッドなし生活を選んでいます。
それはデメリット「カビの発生」と「底冷えする」は、すのこを敷くことでクリアできたからです。


すのこでカビ予防
すのこがカビ予防に効果がある理由は、すのこを敷くことで床面と布団・マットレスの間を通気させられるからです。
溜まった湿気を滞らせず底面から逃がせるので、カビを予防できます。


特にプラスチック製すのこは、木製と比べてカビが発生しづらいのでおすすめです。
プラスチック製すのこは複雑な可変もできるので、これを応用したカビ予防の対策をおこなえばより効果的です。



私はすのこを使ったカビ対策をしてからカビが発生したことがありません。
これについては別記事にしていますので、よろしければご参考にしてください。


すのこで底冷え防止
すのこが底冷え防止に効果があるのも、床面の冷たさが布団・マットレスに直接浸透しないためです。
床面との間に空気層ができることで、布団・マットレスの温かさを奪われることを防ぎます。
私がベッドなし生活を選んだ理由②「マットレス直置きなら片付けが簡単」
面倒な片付けですが、敷くのがマットレス1枚であればその手間は圧倒的に減ります。
布団の場合、敷き布団1枚だと弾力が少なく、マットレスとセットで利用することが多いのですが、この場合2枚を片付ける必要ができてしまいます。
その点マットレス1枚であれば断然手軽になります。


エムリリーの三つ折りマットレスは、1枚でも弾力が充分なので重宝しています。




【実例】私の寝具セッティング方法をご紹介
さいごに、恥ずかしながら私の寝具のセッティングをお見せして締めたいと思います。
湿気がこもらないよう、プラスチックすのこを敷きます。
木製のすのこはカビは発生しやすいと聞いたことから、私はプラスチック製のすのこを選びました。


すのこだけでは逃がしきれない湿気を吸収するために除湿シートを敷きます。


1枚だけで寝られる弾力性のあるマットレスを敷きます。
私はエムリリーのマットレスを使用しています。


シーツを敷きます。
「シャリッ」とした肌ざわりが気持ち良いリネン(麻)素材のシーツにしています。


季節によって+αを敷いて完成です。ここでは冬のパターンをご紹介します。




以上で完成です。
動画でもセッティングの様子を公開しています。
私が実際に使用している寝具の紹介
上記のプラスチックすのこ等、私が実際に使用している寝具は次のとおりです。
個人的にプラスチック製のすのこはめちゃめちゃ推しています!
別記事にもしていますのでよろしければ。


まとめ
今回は、わたしがベッドなしでの生活を選ぶ理由について書きました。
メリット・デメリットをまとめると次のとおりです。
ただ、今はベッドなしで寝ていますが、もし睡眠の質に心配がでてきた場合は、今後ベッドに変更することも十分にあり得ると思います。
- 身体に痛みが残らないか
- すっきり目覚められるか
- 寝つきは良いか
これらをチェックして不満を感じるようなら、それが替え時かもしれません。
あくまで自分にとってストレスが少ない寝具を選ぶのが大事!
以上、参考になりましたら嬉しいです。




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