こんにちは。ストレスフリーな生活を志すブロガー、ジョイ右京です。
わたしは、2020年12月に引っ越すときにドラム式洗濯乾燥機購入を決意したのですが、新しい部屋の洗濯機置き場のスペースが狭く、果たして設置ができるのか困った経験をしました。
とにかくドラム式洗濯乾燥機はサイズが大き過ぎる!
この問題を解決する商品として購入したのがSHARP ES-S7E でした。
※上記製品は生産中止となりましたが、同サイズの後継機が現在も販売中です。
購入から1ヶ月使用していますが、結果からいうと無事に設置することができました。そして性能にも満足しています。
今回は、私が SHARP ES-S7E の購入を決断した経緯と、買って良かったところ・残念だったところをご紹介します。
- ドラム式洗濯乾燥機の購入を考えている方
- SHARP ES-S7E の購入を検討している方
ドラム式洗濯乾燥機の導入にあたっての課題(我が家の場合)
まず、冒頭の洗濯機置き場の問題も含めて、課題となったのは以下の二点でした。
- 洗濯機置き場のスペースに収まるドラム式洗濯乾燥機はあるのか?
- あったとして、2人分の洗濯は可能なのか?
まず置き場所について。うちの洗濯機置き場はこのようなスペースとなっていました。
このスペースの問題点は以下の二つ。
- 隣に洗面台があるためこの幅に入らなければアウト。
- さらにとなりにはトイレのドア(写真右下)があるため、奥行きがありすぎるとトイレのドアが開かなくなりアウト
奥行きが長すぎるとトイレのドアが洗濯機前面にぶつかってしまうのです(;´Д`)
サイズの問題はクリア
事前に調べたところ、ES-S7Eは一般的な防水パンに収まるコンパクトサイズとなっていました。
具体的にはこの寸法です。
改めて計測をしてみて「このサイズであれば横幅・奥行きともに余裕があるはず」と決断し購入!
結果、無事に設置することができました。(備え付けの防水パンはなかったため直置き)
けっこう右側のドアと接近しているように見えると思いますが、実は注文直後に気付いたことですが、思いがけない危機がありました。
それは排水栓の位置が洗濯機の脚の位置がピタリと重なることでした。(上記左の写真の左手前側にあるのが排水栓)
排水栓が邪魔で、思っていた位置に置けないかも!
結果的には、納品時に排水栓の手前にかさ上げ台を置いて乗せてみたところ、なんとかトイレのドアの邪魔にならないで済む位置でした。(良かった~!)
ただし、けっこう前寄りに設置することになり洗濯機の後ろ側にスペースができることになりました(-_-)
あと、うちは問題なかったのですが、かさ上げ台に乗せる場合は水道栓の位置の高さにも注意が必要です。
かさ上げすることで洗濯機が水道栓にあたってしまう可能性があります。
もうひとつ、ドアの開く向きにも注意が必要です。事前に確認するべきことが結構あるなと、購入後の今になって思います(笑)
容量の問題もクリア
サイズは無事にクリアとなりましたが、コンパクトサイズのドラム式であるだけに、洗濯できる容量のことが心配でした。
ES-S7E の洗濯・脱水容量と乾燥容量は公式サイトでは下記のとおり。
もちろん乾燥までしたいので、最大の容量は3.5kgまで。
二人暮らしでこの容量で果たして足りたのかというと・・・
二人暮らしなら2日に1回の洗濯で十分足りる!
もともと二人とも洗濯ものが多くないということもありますが、まったく心配なし。
正直「さすがに毎日洗濯機を使用したくない」という気持ちがあったので、これにはかなりホッとしました。
ご参考までに我が家の2日分の洗濯物の内容は次のような感じ。
- Yシャツ×2日分(1人)
- 下着×2日分(2人)
- 肌着×2日分(2人)
- ハンカチ・靴下など小物×2日分(2人)
- タオル×2日分(2人+共有分)・・・6枚くらい
- その他衣類を1~2枚
毎日洗わないような衣類は週末にまとめて洗っています。
以上のとおり「サイズの課題」と「容量の課題」はクリアとなりました。
次項からはES-S7Eを買って良かったところ、残念だったところについて書いていきます。
SHARP ES-S7E 買って良かったところ
なんといってもコンパクトサイズ
上記ですでに言ってしまってますが、なんといってもドラム式洗濯乾燥機のなかでもコンパクトサイズなところがいちばん買って良かったところです。
そしてサイズが小さいということは、圧迫感がないということでもあります。
洗濯機置き場のスペースに問題がない場合でも「できるだけ小さい洗濯機にしたい」という理由で選ぶ候補になると思います。
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運転音が静か
はじめてのドラム式でしたので、勝手に「けっこううるさいかも?」と心配がありました。
ですが、実際に洗濯から乾燥までしてみたところ、そこまでうるさいと感じることはなかったです。
メーカーサイトでは運転音の大きさについては次のようになっていました。
運転音(洗い時/脱水時/乾燥時) | 24dB/39dB/36dB |
---|
目安として40dBで図書館ぐらいの環境音なのでかなり静かですね。
もともと使ってた縦型洗濯機のほうが断然うるさかった!
ただし、脱水のときにやや振動があり床が揺れているような感覚があります。
隣室に迷惑をかけるほどではないですが、できれば脚の下に振動吸収する台などを置いてあげた方がよいと思います。
うちではこちらを使っています。
洗濯物のふわふわ感
そして、これぞドラム式洗濯乾燥機の真骨頂!
日干しでは得られなかったふわふわ感が得られます(・∀・)
実はこれを購入する前にちょっと高級なコインランドリーを使っていたのですが、残念ながらその乾燥機ほどふわふわではないです。
それでも、自宅でここまでのふわふわした乾燥をしてくれるのなら大満足!
はじめてのドラム式洗濯乾燥機なので、他製品と比較はできないのですがほんとうに買って良かったと感じたポイントです。
SHARP ES-S7E 残念だったところ
ヒーター式のため電気使用量が多い
ES-S7Eの乾燥方式はヒーター式です。
最近の乾燥方式の主流としては衣類の傷みが少ないヒートポンプ式が多くなっています。
両者の違いについて簡単にまとめると以下のとおり。
衣類が傷むことについては、そんなにデリケートな衣類を多く持っていないし、もし大事なものなら乾燥せず洗濯だけすればよいので問題ないのですが、電気代がかかることは生活費に直結するのでけっこう痛い・・・。
電気代が具体的にどれだけ違うものか、ES-S7Eの電気代について確認したところ以下のようになっていました。
対して、ヒートポンプの比較対象として、PanasonicのNA-VX900BL/Rの場合を調べたところ、6kgの容量で約40円(Panasonic 公式サイトより)となっていました。
一回の洗濯で約30円高いのか~
さらに、年間でどれだけの差になるのか調べてみました。
PanasonicのNA-VX900BL/Rの場合は容量が大きいので3日に1回(年120日)、SHARP ES-S7Eは2日に1回(年180日)で計算し、年間の費用を比較すると・・・
- 【Panasonic NA-VX900BL/R】 40円×120日=年間約4,800円
- 【SHARP ES-S7E】70円×180日=年間約12,600円
- その差 7,800円
こう見ると結構差が大きいですよね~。
ですが、製品自体の価格差がヒートポンプ式の方がおおよそ5万円以上高いので、5~6年ほど使って買い替えるなら費用面ではそこまで差はないかなと思っています。
洗剤の匂いがとんでしまう
これは洗剤の種類にもよるかもしれませんし、どのドラム式洗濯乾燥機にも当てはまることかもしれませんが。
乾燥まですると洗剤の匂いはほぼなくなってしまいます。
ただ、香りの続く方法もあると聞いたので、これからいろいろと試してみようと思います。
また、購入後すぐは洗濯槽の匂い(金属的な?)がほのかに匂うのが気になっていました。
ただし、使うたびに匂いが弱くなっていき、現在ではほとんど気にならなくなっています。
乾燥は素材によってはシワが残る
特にYシャツについて。
形状記憶シャツはまったく問題ないのですが、それ以外のシャツはシワが残りやすい気がします。
そういう場合は乾燥までせず、「洗濯」だけして日干しにしても良いし、アイロンもあるのでそこまで気にしていないです。
その他ご参考に
さて、ES-S7Eですが、洗濯後に毎回必ずお手入れが必要です。
これはこの機種の特有のことではなく、大半のドラム式洗濯乾燥機も同じようなので、「残念なところ」には含めませんでした。
ES-S7Eのお手入れが必要な箇所は以下のとおり。
それぞれホコリを取ったり洗ったりするのですが、慣れれば5分とかかりません(゚∀゚)
洗濯物を干す作業と比較すれば全然楽ですしね。
それ以外にも、週に1回程度や月1回おこなうお手入れもあります。
長くがんばってもらうために、お手入れは忘れずにするようにしたいですね。
まとめ
今回はSHARPのドラム式洗濯乾燥機ES-S7Eをご紹介しました。
コンパクトサイズのドラム式洗濯乾燥機ですので、洗濯機置き場のスペースの問題で悩んでいる方は候補として検討するといかがでしょうか。
二人暮らしのわたしの家では2日に1回の洗濯で充分に足りていて満足しています。
と、ここまでご紹介してなんですが、個人的には、洗濯機置き場のスペースに心配がなく、価格も予算内におさまるならヒートポンプ式のドラム式洗濯乾燥機を選ぶ方が、ランニングコスト面と衣類の傷みのことを考えると良いかな~と思います。
コンパクトで高性能なドラム式が出てくることに期待!
いずれにせよ、天候に左右されずに洗濯できることで、洗濯に時間に縛られることがなくなります。
これが、なによりドラム式洗濯乾燥機を導入することのメリットだと思います。
※本記事の製品は生産中止となりましたが、同サイズの後継機が現在も販売中です。