【KONO名門ドリッパー】ハンドドリップで1人分のコーヒーを淹れる

【アイキャッチ画像】KONO名門ドリッパー

一人暮らしの朝、豆から挽いた珈琲をじっくり味わいたい。

毎朝ハンドドリップでコーヒーを淹れはじめて約1年半となりました。

珈琲の本当の美味しさは、新鮮な豆から淹れたものでしか味わえないといわれます。

ですが豆から淹れるといわれても「どんな道具をがあればいいかわからない」という方も多いでしょう。

そこで、今回の記事では、ペーパードリップのドリッパー「KONO名門ドリッパー(1~2人用:MDK-21)」での1人分(1杯分)のコーヒーの淹れ方について書きました。

主に一人暮らしの方で、1~2杯のコーヒーを淹れられば良いという方の参考していただければ嬉しいです。

なお、この淹れ方が正解というわけではなくコーヒーの淹れ方は自由です。

あくまで僕が美味しいと思うハンドドリップの方法ですので、皆さん自由に淹れ方を試してみてコーヒー生活を楽しみましょう^_^

目次

「KONO名門ドリッパー」について

KONO名門ドリッパーは多くのコーヒー愛好家の皆さんから愛される一品です。

KONO名門ドリッパー_01
KONO名門ドリッパー_02

ドリッパーのリブ(ドリッパーの内側にある溝)が下部分にしかついていないのが特徴です。

出来上がりのコーヒーの味は、例えばHARIOのV60と比較すると、より香りが濃縮された深い味わいになる印象です。

中級者~上級者向けといわれていますが、そこまで高額な商品ではないので、個人的には初心者のうちから試してぜんぜん良いと思います。

失敗しても飲めないものが出来上がるでもなく、淹れ方を失敗してしまったコーヒーも次に美味しいコーヒーを淹れるための重要なステップになります。

さて、続いてハンドドリップの手順を次の5STEPにわけてご紹介していきます。

わたしが使用しているアイテムについても各項目の下にリンクがありますので、気になるかたはご参照ください。

 STEP①豆を挽く

STEP②お湯を沸かす

STEP③ドリッパーとぺーバーフィルターをセット

STEP④コーヒーサーバーを先に温める

STEP⑤コーヒーを淹れる(抽出する)

STEP①豆を挽く

1人分を淹れるときによく使用する珈琲豆と量の詳細は次のとおりです。

<珈琲豆の焙煎度合>
ミディアムロースト

<珈琲豆の量(1人分)>
12g

<目安抽出量(1人分)>
100㏄

豆を挽くためのミルは、HARIOの手挽きミル(セラミックスリムMSS-1TB)を使用しています。

手挽きミル
手挽きミルでコーヒー豆を挽く

机に押し付けてハンドルを回すとよく引っかかってしまうので、手で持って回すか、または座った状態で太ももの間に挟んで回すとかなり安定します。

時間は1分ちょっとあれば充分に1人分の豆は挽き終わることができます。

焙煎の度合いで豆の量は変えることもあります。

例えば深煎りの豆にする場合はやや少なめにしてちょうど良いと思います。

STEP②お湯を沸かす

お湯は90℃前後を目途に沸かします。

できれば毎回再現できるように温度を測ることをおすすめします。

お湯を沸かす(90℃前後)

実はそもそもドリッパー自体の耐熱温度が90℃となっています。

STEP③ドリッパーとぺーバーフィルターをセット

KONO名門ドリッパーに純正のペーパーフィルターをセットします。

ペーパーフィルターをセット

フィルターに挽いた粉を落としたあとは、軽くならします。

コーヒー粉をならす

ペーパーフィルターは別メーカーの円すい型の商品でも使えますが、しっかり抽出するには純正のもの(KONO円すいペーパー)がやはり良いです。

別のペーパーフィルターを試したことがありますが、コーヒーの味は大きく変わってしまいました。

明らかにしっかり抽出ができていない仕上がりになってしまいます。

KONO名門ドリッパー添付文書

↑ ドリッパーに添付されていた説明書でも純正製品の使用を勧めています。

STEP④コーヒーサーバーを先に温める

先にコーヒーサーバーにお湯を入れます。

こうして温めておくことで抽出されて落ちてきたコーヒーが冷めなくなります。

温まったら、サーバーのお湯はその後コーヒーカップに入れておけば最後にカップに移すときも冷めずに済みます。

先にサーバーをお湯で温める

なお、ペーパーをドリッパーに密着させる & 紙臭くならないように、先にペーパーフィルターを湯どおしする方もいますが、僕はしていないです。

理由はそこまで紙の匂いが気にならないことと、抽出されるコーヒーが薄くなる気がして。

STEP⑤コーヒーを淹れる(抽出する)

いよいよこれからコーヒーを抽出していきます。

KONO名門ドリッパーでは、点滴法が推奨されていますのでそれで淹れていきます。

STEP⑤-1 点滴のようにお湯を落とす

すこ~~しずつお湯を点滴のように落として、粉にお湯を浸透させていきます。

少しずつお湯を落とす-1
少しずつお湯を落とす-2
少しずつお湯を落とす-3

だんだんと粉が膨らんできて、成分を抽出するための層が中にできてきます。

※古くなったコーヒー豆、例えば焙煎から何か月か時間が経ってしまったり、粉にしてから数日が経過したりしていると、膨らみにくくなります。

STEP⑤-2 粉の膨らみをキープしつつお湯を落とし続ける

抽出されたコーヒーが数滴落ち始めたら、お湯の量を少し増やし、粉の膨らみをキープしつつお湯を注ぎ続けます。

※細かい泡はエグミなどが含まれているため、それが下まで落ちないように気をつけます。

粉の膨らみをキープしつつお湯の量を増やす-1

↑ 粉の膨らみをキープ!

STEP⑤-3 お湯の量で濃さを調節する

濃いめが好きな方は、このままのペースで抽出を続けます。(一定のペースでお湯を入れ続ける)

薄めのほうが好きな方は少し多めにお湯を入れて、あえて薄くなるように調整します。(入れるお湯の量を増やす)

粉の膨らみをキープしつつお湯の量を増やす-2

抽出量はコーヒーサーバーの目盛りを参考に量を計ります。

僕は1人分としておよそ100ccを目安にしています。(少し薄めにしたいときは120ccくらい)

STEP⑤-4 ドリッパーを取り外し混ぜる

必要量が抽出されたら、ドリッパーを外します。

ドリッパーの中にお湯が残っていてもOKです。細かい泡まで落としてしまうとエグミが出ますので、その前に外しましょう。

ドリッパーを取り外す
コーヒー抽出完了-1
コーヒー抽出完了-2

完成です!

美味しく淹れることができました^_^

まとめ

今回はKONO名門ドリッパーを使った1人分のコーヒーのハンドドリップの方法について解説しました。

名門ドリッパーは中級者~上級者向けといわれていますが、失敗しても飲めないものができあがるわけではないです。トライ&エラーを繰り返して淹れ方の練習をするのもとても楽しいです。

コーヒー生活を楽しみましょう^_^

YouTubeチャンネルにはこちらの動画版もアップしていますので、良かったらご覧くださいね。

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ジョイ右京
最小限のモノで暮らす40代ミニマリスト | 妻と二人暮らし | 非正規図書館司書 | ミニマルな暮らし・ストレスなく穏やかに過ごすアイデアについて発信します

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