こんにちは、ジョイ右京です。
最近のSNS上では、睡眠の必要性を主張する声が見られるようになってきたように思います。
実際に、睡眠の重要性については、科学的な面からもエビデンスに基づいて再評価されています。
それと同時によく耳にするのが不眠の悩みです。
誰もが自分に最適な寝具や睡眠スタイルを求めて止まないのに、不眠で悩む声は尽きません。
実は私も、20代の頃に不眠で生活リズムが致命的に狂った経験があります。
「寝れない」ということは、実際に直面している人にとってほんとうに苦しいものです。
そんな私でしたが、現在は眠りに関しては特に不安を感じることがなくなっています。
そしてそれを実感したのは、ミニマリストとして最小限のモノだけでの暮らし(ミニマルな暮らし)を開始してからです。
改めて考えてみると、ミニマルな暮らしは睡眠に好影響な点が多いということに気付きました。
そこで今回は、ミニマルな暮らしは睡眠に好影響をあたえるというテーマで記事にまとめてみました。
睡眠で悩んでいる方の解決のヒントのひとつになれば嬉しいです。
不眠の原因
不眠の原因は人によって様々です。
厚生労働省のWebサイト「e-ヘルスネット」では、不眠の原因として次のような原因をあげています。
不眠の原因はひとつではなく、様々な事柄が原因となりうることが分かります。
ミニマルに暮らす人は不眠になりにくいと考える理由
さて、ではなぜ私はミニマルな暮らしで不眠の改善を感じられるようになったのか。
私は、ミニマル志向の人の特徴である以下の3点が好影響にはたらいているのだと考えています。
生活習慣が整いやすい
ミニマル志向の人は、規則正しい生活を送ります。
ミニマルな暮らしとは、自分にとってほんとうに必要な最小限のモノだけを選択して生活をすること。
モノを捨てるうちに生活は整い、生活習慣も一定の規則正しいものに収束していきます。
規則正しい生活習慣は不眠の改善に欠かせません。
様々な生活習慣がありますが、睡眠も生活習慣そのものです。そして快眠は規則正しい睡眠習慣から生まれることを忘れてはいけません。どんなに健康的に運動をしても、バランスの良い食事を心がけても、布団に入る時刻が毎日ばらばらであれば、快眠は得られません。
出典:快眠と生活習慣 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)
ミニマルな暮らしをする → 規則正しい生活習慣になる → 快眠できる という流れができるわけですね。
悩むべき不安と切り捨てるべき不安を区別する
ミニマル志向の人が選択する「最小限」の対象は、不安に対しても同様です。
「眠ろうとしていると色々なことが不安になってきて眠れない」という体験談をよく聞きます。
不安にはおおまかに二種類があります。
- 実際に起こっていることに対する不安
- 起こるかどうか分からない不安
2.のような実態が明らかになっていない不安を考え出すと際限なく不安のループに陥り、不眠の原因となってしまいます。
ミニマル志向の人は、1.の不安には入念に対処しますが、2.については「考えても仕方ない」ものとして切り捨てます。
「手あたり次第に悩んでもしょうがない。自分の手の届く範囲で適正に悩もう」という割り切りができるのがミニマル志向な人。
眠るときに余計な不安を考えなくなるので、不眠に好影響を与えます。
入手する情報をコントロールして心を安定させる
ミニマル志向の人は、自分に必要な最小限の情報だけを選択しています。
テレビ・Webを問わず、世間は不安を煽る情報にあふれています。
あまりに触れ続けていると、自分には関係ない情報まで自分事に感じてしまいます。
増えて限界量を超えた情報は心を不安定にします。そうなると睡眠時でさえ余計な思考を続けてしまいがちです。
ミニマル志向の人は、必要な情報以外の余分な情報(ノイズ)をシャットアウトし、入ってくる情報量をコントロールして心を安定させています。
以上3点が、ミニマル志向な人は不眠になりにくい性質をもっていると感じる点です。
まとめ
本記事では、「ミニマルな暮らしをする人は不眠になりにくいのでは?」をテーマに、ミニマル志向の人が不眠の原因を避けやすいと感じる点について、私の考えをまとめました。
結論としては、ミニマル志向の人の以下の特徴が不眠の原因を避けやすいと考えています。
- 生活習慣が整いやすい
- 悩むべき不安と切り捨てるべき不安を区別する
- 入手する情報をコントロールして心を安定させる
とはいえ、ミニマルな暮らしをいきなり始めるのはハードルが高いですよね。
なので、ちょっとずつ身の回りのもの減らしていくことから始めてみてはいかがでしょうか。
いつもの睡眠に効果を感じられるかもしれません。
本記事は以上となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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