こんにちは、ジョイ右京です。
本記事執筆時点で42歳(1980年生)です。
40代に突入して2年が経ち、20代・30代の頃と比べて明らかに変わったと実感することが増えてきました。
当然ですが、肉体的にも精神的にも変化が出てくる年代と思います。
ただ私の場合、年齢だけでなくミニマリストであることも少なからず影響しているようです。
今回の記事では、男性ミニマリストの私が40代になって感じる変化についてまとめてみました。
ミニマリズムに興味がある方や、これから40代を迎える方の参考になると嬉しいです。
人生の終わりを考えることが増えた
40代になって感じる変化の1つ目は、人生の終わりを考えることが増えたことです。
20・30代の頃は、自分の命が失われることなんて遥か未来の話でした。
しかし40代になってからは、「死」が明らかに近寄ってきた感覚があります。
それはやはり、平均年齢からみて、人生の半分を経過したというのが大きいのでしょう。
また、親の高齢者となってきた姿を目にしていることで、実感するところもあります。
また、最近では同年代の芸能人の方などが、重い病気を公表するのをよく耳にするようになり、自分もいつ病気になってもおかしくないんだと実感するようになりました。
果たして私は、後悔のない人生を生きているのか、それを真剣に考える機会が増えた気がします。
体力が回復しにくくなった
40代になって感じる変化の2つ目は、体力が以前ほど回復しにくくなったことです。
20・30代の頃は体力があり余り過ぎて、仕事終わりでも何でもできました。
また、疲れがたまってもごはん食べて寝れば翌朝にはほぼ復活していました。
それが、40代になった今では、体力があるのは週初めの月曜日だけ。
一晩寝ただけではリセットされずに、週末に近づくに連れて疲れが蓄積していきます。
土日のどちらかは、外出せず身体の休息に徹しないと確実に翌週に影響が出ます。
休日にできることの選択肢が狭まっている
もう無理はできない身体であることを感じるようになりました。
他人の目が気にならなくなった
40代になって感じる変化の3つ目は、他人の目でどうみられているかを気にならなくなってきたことです。
20、30代の頃は周りの視線をいつも気にしながら(むしろ視線に怯えながら)生きてきました。
自分がどうしたいかではなく、周りに変な目でみられないことを基準に物事を選択していたような気がします。
しかし40代になる前後から、徐々に他人の評価や批判を気にすることが少なくなり、自分の考えに沿って物事を選択できるようになってきました。
これは、人生の折り返し点を迎えたことで、他人に時間を使うのはイヤだと感じるようになったのだと思います。
自分のためにお金を使うことに迷いがなくなった
40代になって感じる変化の4つ目は、自分のためにお金を使うことに迷いがなくなったことです。
20、30代の頃は、お金を使わないことが正解と信じ切っていたように思います。
時間がかかったり多少しんどい思いをしたりしてでも、安いほど価値があるという考え方です。
今では、時間を奪われたり、体力を奪われたり、ストレスを避けられるなら遠慮なくお金を払うと考えるようになりました。
例えば、目的地に向かったり帰宅するために、有料の特急電車や飛行機を使うことで早く到着できるなら、迷うことなく有料の手段を使います。
また、真夏や真冬の冷暖房も、体調の不安や着替えに悩む時間がなくなるなら、遠慮なく使用します。
人生において「自由な時間を持てること」「健康で暮らせること」は尊いもので、簡単に得られないものです。
遠慮くなお金を使えばいいと思っています。
誰かのために貢献したいと考えるようになってきた
40代になって感じる変化の5つ目は、誰かのために貢献したいと考えるようになってきたことです。
上述した内容は「自分のために」でしたが、それと同時に誰かのために何かしたいという気持ちも出てきました。
若いときは、他人のことなど気にすることなく、自分だけがどれだけ幸せに暮らせるかを考えていました。
しかし、40代になった最近では、暗いニュースなどをみていると「自分たちだけが良ければいいのだろうか……」と気になるようになってきました。
誰かが不幸ではなくなること、それもまた自分にとっての幸せになるような気がしています。
これは、私に子どもがいないことも関係しているでしょう。
まだ小額の募金などの簡単なものしか実行はしていませんが、何かに貢献しようと考えています。
まとめ:人生の折り返し地点だからこそ見える景色を愉しもう
今回の記事では、男性ミニマリストの私が40代になり変化したと感じるポイントを5つご紹介しました。
40代という年代は、「未来を展望する」と「過去を振り返る」のどちらかに偏らず、その中間点に立って人生を眺める年代である気がします。
これから自分はどんな人生のために向かい舵を切るのか、はたまた何もしないのか、
ミニマリズムは、その判断の助けになってくれると信じています。
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