
年収300万円未満の非正規職の図書館司書です。
いまの仕事や私生活に不満はないけれど、収入だけはちょっと心配。
日本の就業者は6,646万人、そのうち非正規職員・従業員の数は約2,052万人です。(「令和2年2月労働力調査結果」(総務省統計局))
わたしも約3分の1にあたる非正規職の一人ですが、今後の生活が果たして成り立つのかという不安が常につきまといます。
- このままの収入で年齢を重ねていくのはどこかで無理が生じてくるだろう
- これまで目をそらし続けてきたお金のことにきちんと向き合いたい
そこで、老後の心配がない資産を築くことを目標に新型コロナ感染拡大による大暴落を機に2020年4月から本格的に株式投資を始めました。
年収300万未満のわずかな収入の投資から投資することで、果たしてどのような実績をだすことができるのか。
今回は2021年3月末時点での投資実績について公開します。これからの生活の上で株式投資を考えようとしている方の参考になれば幸いです。
なお、過去の投資履歴と本学的に投資をはじめたきっかけについては、前回の投資記事に書きましたので、もし興味をお持ちの方はそちらもご覧ください。


【注意】ご紹介するのは個人的な投資実績であり、同様の投資方法を推奨するものではありません。
投資は原本割れのリスクを伴います。しっかり調査し自己判断で進めていただくようお願いします。
投資実績【2021年3月末】
投資方針
はじめに投資方針をご紹介します。特に前回から変更なし。
- 定期的に分配金・配当金を受け取れる投資先に投資する(高配当株投資)
- ローリスク・ローリターンで長期的に安定した投資をする(つみたてNISA)
- 業界ごとに幅広く分散投資をして急落に備える
投資先
現在の投資先の概要は以下のとおり。2021年からはつみたてNISAを開始しました。
投資先は安定感を見込んで「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の2つ。
今後はこれを毎月積み立てることが主となる予定です。(上限である年間40万円を投資)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
-
S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
-
日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資
米国を中心として世界的に経済は成長していくとわたしは思っています。コロナワクチンの普及のスピードを見てもアメリカがやはり経済をリードすることになりそうです。
当然、一時的に暴落することも必ずあると思いますが、長期的には増加するものとして期待しています。
保有株式<アセットアロケーション>
2020年3月末時点のアセットアロケーション(資産配分)は次のとおり。


資産を、国債などの債券・株式・不動産投資信託(REIT)・投資信託・生命保険・デリバティブ・定期預金等の各種金融商品や不動産などへバランスよく配分して運用すること。分散投資。資産配分。資金配分。
アセットアロケーションとは – コトバンク
記載はしていませんが現金は最低1年間は生活できる程度を残すようにしています。
保有株式<含み損益>
2021年3月末時点での保有株式の含み損益は次のとおり。
投資額合計 | 投資額 | 現在評価額 | 含み損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|
SPYD | ¥963,628 | ¥1,492,086 | +¥528,458 | 154.8% |
VYM | ¥515,967 | ¥727,589 | +¥211,622 | 141.0% |
HDV | ¥534,477 | ¥682,965 | +¥148,488 | 127.8% |
QQQ | ¥29,259 | ¥35,337 | +¥6,078 | 120.8% |
【つみたてNISA】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ¥48,000 | ¥53,223 | +¥5,223 | 110.9% |
【つみたてNISA】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ¥28,666 | ¥30,532 | +¥1,866 | 106.5% |
国内株式 | ¥687,163 | ¥906,154 | +¥218,991 | 131.9% |
合計 | ¥2,807,160 | ¥3,927,886 | +¥1,120,726 | 139.9% |
3ヶ月で含み益が60万円以上増加しました。コロナワクチン普及の追い風が大きかったです。
実現損益<分配金・配当金>
2021年3月末時点での分配金・配当金による実現益は以下のとおり。
SPYD 分配金 | ¥61,415 |
VYM 分配金 | ¥17,334 |
HDV 分配金 | ¥20,372 |
QQQ 分配金 | ¥82 |
国内株個別投資 配当金 | ¥11,934 |
2020年分配金・配当金合計 | ¥111,137 |
SPYDは9月に大減配がありましたが、その後12月と3月は戻してきてくれたので一安心です。
波はあるのですが、分配金はSPYDの利回りが大きいので今後もホールドし続けます。(2021年4月5日現在配当利回り5.89%)
1年間保有し続けた感覚としてはVYMが安定感がある気がしましたので、もし今後買い増しするならVYMかも。
実現損益<売却益(キャピタルゲイン)>
2021年3月末時点での売却益は¥15,168でした。
売却はSBIネオモバイル証券で少額で細々とやってます。
2021年3月末時点損益まとめ
【今後】の資産運用計画
前述しましたが、2021年はNISAからつみたてNISAに切り替え、積立投信での投資がメインとなる予定です。
あとはネオモバで少額投資をちょこちょこ続け、買いのタイミングがあれば貯まった分配金で大きく購入する、という感じです。
とにかくリスクを小さくとってやっていくのが性に合っているので、ぼちぼちと投資を続けていきます。
まとめ
年収300万未満の図書館司書による2021年3月末時点の投資実績をご紹介しました。
遂に、含み益ではありますが100万円を超える利益となりました。
まだまだとても老後も安心とはいえない状況ですが、着実に増える投資を続けていければと思います。
2021年がどうなるかは知る由もないわけですが、この記事の反応があれば実績の公開を継続していきたいと思います。
今度は2021年6月末時点の実績を公開(予定)です。
それでは!
もし、投資に興味をもったけど「高額のお金を使うのが怖い」という方には、少額から始められる投資もあります。
わたしが国内株投資でメインとして利用しているSBIネオモバイル証券ですが、単元未満株(100株未満)から株式投資ができます。とりあえず3000円くらいから、の気軽な気持ちで始められますので投資初心者の方におススメです。
なにより、まずは始めてみて実体験しないと「なんとなく投資は怖い」で終わってしまいもったいないです。まずは失敗してもリスクの少ない少額の投資から始めてみてはいかがでしょうか。



