こんにちは。ジョイ右京です。職業は図書館司書(非正規)。まもなく15年目になります。

- 官製ワーキングプアの代表 非正規図書館司書として勤務
- 年収約250万円
- 最小限なものでゆるやかに暮らしたいミニマリスト
- 夫婦共働き二人暮らし(資産は個別に管理)
非正規の図書館司書は官製ワーキングプアの代表ともいわれ、専門職なのに低収入であることが問題となっています。
実際に図書館現場では「生きるだけで精一杯な生活」となってしまう人が多く、私もその一人です。

ギリギリの生活はできるけど……かなり厳しい
そんな私は、2020年3月から投資を開始をしました。現時点では投資歴2年、そしていまも投資を継続しています。
年収250万円と低収入の非正規図書館司書がなぜ投資をするのか。今回の記事ではその理由についてまとめてみました。
低収入だからと投資を諦めてしまっている方もいるかもしれませんが、私は、低収入でも投資はしたほうがいいと考えています。
この記事が一歩踏み出すための後押しになれば嬉しいです。
なお、このブログでは不定期で投資実績と投資方針も公開しています。よろしければ参考にチェックしてみてください。


投資の目的「今後の人生の選択肢を増やしたい」
私が投資をする目的、それは「今後の人生の選択肢を増やしたいから」です。
老後の私はこれまでの人生をどう考える?
私は、おそらくこの先も図書館の仕事を続けることになるでしょう。



図書館員のスキルは他業種への転職では評価されない(とおもっている)
つまりそれは低収入のまま老後を迎えることになるだろうということです。そして、私自身それを受け入れる覚悟はしているつもりです。
ただ、結果的にはおなじゴールに到着するとしても、
- ダラダラと何も考えずそこに至る
- 選択肢のなかから自分で選んでそこに至る
どちらかになるかによって、老後の私の心境は大きく変わるだろうと考えています。
投資をすることで金銭面の悩みが少しでも緩和できるなら、これからの人生をどう送るかの選択肢を増やすことになります。
一般の人と同じところで止まらない
低収入であることは、選択できる行動に制限があるということです。
そんな私が、一般の人が立ち止まるところで立ち止まっていては、選択肢を増やす可能性はますます減ることになります。
それなら、多少のリスクをとってでも収入を増やす行動を起こすべき。そう考えて投資をしてます。
いまは誰でも簡単にネット証券に登録して投資を始められる時代。投資しない理由はなにもないです。
投資の種類:定期収入を実感できる高配当投資がメイン
さて、それでは金銭面の悩みを少しでも解消するために、どういう投資をしていのか。
私は、定期収入が得られる「高配当投資」をメインに投資をしています。
配当が生活費の一部となっている
非正規図書館司書は、なんといっても毎月の収入が少ないのが悩み。毎日の生活がギリギリの生活です。
そんな生活のなか、たちえば毎月1000円でも配当金が収入になれば生活の好転となります。
具体的には、2022年6月時点で私は、年間12万円、つまり月1万円の配当を受け取っています。


これで水光熱費の大半をまかなうことができており、「選択肢が増えた」と実感しています。
キャピタルゲイン目的の投資は控えめに
キャピタルゲイン(購入と売却の差分で利益を得る)目的の投資は、上限を決めて小額でやっています。
第一の理由は時間をとられ過ぎるから。
常に市場の動向、そして株を買った企業の業界の動向についてアンテナを張っておかないといけない。
それは逆に「選択肢を狭くする」行為だと、個人的には感じています。


また、投資家のほとんどが「買いよりも売りが難しい」というほど、売却はタイミングが難しい。
真剣に利益をとろうとすると逆にストレスも感じてしまいそうなので、少額で、時間を掛けずほどほどにやっています。
自分に相応のリスク対策は考えておくこと
投資をするにあたって最も不安なのが、逆に資産が減るリスクです。
特に低収入である私は、資産が目減りすることはできるだけ避けなければなりません。
大きなリターンを狙わない代わりにリスクを抑えるため、以下の対策をとっています。
- 毎日の株価の変化をチェックする
- 投資先の業種を分散させ小額ずつ投資する
- リスク許容できる上限額を決めておく
毎日の株価の変化をチェックする
毎日株価をチェックすることで、急激な乱高下があったときでも慌てることがなくなります。
その変化が異常なことなのかどうかが、経験則でわかるようになるからです。
「いつもと違うな」という気配があれば、ネットで情報を調べて売却するなど、リスク回避ができます。
業種を分散させ小額ずつ投資する
特定の業界の好況・不況に投資資産が左右されないようにするため、投資先の業種を分散させています。


いまは、単元未満の国内株でも購入できるネット証券サービスがあります。小額で細かく分散させるには最適なので、積極的に使っています。
- SBIネオモバイル証券・・・Tポイントでのポイント投資が可能。
- auカブコム証券・・・Pontaポイントを購入につかえる。NISA口座での取引も可能
リスク許容できる上限額を決めておく
リスク対策をとっても、必ず投資結果がマイナスにならないわけではないです。
そのため、少なくとも1年は生活できるよう預金を残しておくようにしています。そこが投資の上限です。
大事な資産、気持ちの余裕を持って投資に向き合えるようにするためにも必要です。
ミニマリストは投資家向き
さて、話が脱線しますが、私はミニマリストです。ミニマルな暮らしを心掛けて生活しています。
- 「ミニマルな暮らし」とは・・・必要な物だけを身の回りにおいて生活をすること
- 「ミニマリスト」とは・・・必要な物とそうではない物を見極めて生活をする人


投資を2年間やってきて、ミニマリストは投資家向きの気質な気がしています。
- 余分な投資先を増やさない
- 不要だと判断したら容赦なく捨てられる(売却する)
余分な投資先を増やさない
ミニマリストは、自分が管理できる範囲で物を持つようにしています。
投資についても、購入する前に、それが自分にとって本当に必要なものかじっくり調べるので、余分な株を購入することがない。
保有している株の状況をしっかり把握して、丁寧に見守り続けることができるので、リスクの見逃しも少なくなります。
不要だと判断したら容赦なく捨てられる(売却する)
投資家が声を揃えていうのは「買うより売るタイミングが難しい」ということ。
その点、ミニマリストは自分の判断基準を持っており、捨てることにほとんど迷いがないです。
売却のチャンスを逃して損失を抱えることも少ないのでは?と考えています。
まとめ
今回の記事では、低収入の非正規図書館司書の私が投資をする目的について書きました。
結論は、「今後の人生の選択肢を増やしたいから」です。
併せて投資の種類が高配当投資メインであること、そのためのリスク対策をとっていることについても書きました。
ところで、2022年6月、岸田総理大臣が掲げる「新しい資本主義」の全体の構想と実行計画が決まりました。
◇個人の金融資産を貯蓄から投資に促すため個人投資家向けの優遇税制「NISA」や「個人型」の確定拠出年金=「iDeCo」の改革を含めた「資産所得倍増プラン」を年末までに策定するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220607/k10013662011000.html
国策として、国が国民に投資を促す時代にとなってきました。金融庁Webサイトでは投資に関するページも公開されています。
低収入だからこそ情報に敏感に、この流れを注視していきたいと思います。
なお、このブログでは不定期で投資実績も公開します。最新の投資方針も記載していますのでぜひチェックしてみてください。






コメント