2020年8月、はじめてダイソンを購入しました。購入したのは「Dyson V8 slim fluffy+」。
「dyson V8 slim fluffy +」は付属パーツが充実
Dyson V8 Slimは、日本の住宅に合わせて小型化・軽量化されたダイソンのv8シリーズです。(2019年8月発売)
(「+(プラス)」が付く商品は、布団の掃除に最適なフトンツールなどの付属ツール5点が付いてきます)
今回はこちらをレビューします!
さらに比較対象として、今回のダイソンを購入する前までわたしが実際に使用していた、同じく人気のコードレス掃除機「makita CL100DW」と比較してみます。
- ダイソンが気になるけど、価格だけの価値がある人
- 「Dyson V8 Slim」と「makita CL100DW」の違いを知りたい
「Dyson V8 slim fluffy+」「makita CL100DW」基本スペック比較
列1 | Dyson V8 Slim Fluffy (ダイソン) | 【比較対象】makita CL100DW (マキタ) |
①重さ | 1.58kg(本体のみ) 2.15kg(スティック状態時) | 0.88kg(本体のみ) |
②バッテリー持ち | 通常時:最長約40分 強モード時:最長約7分 | 約12分 |
③充電時間 | 約5時間 | 約50分 |
④サイズ(長さ×幅×高さ㎜) | 1123×250×210(ノズル付) | 966×103×150(ノズル付) |
⑤希望小売価格 | ¥48,510(税込¥53,900) ~ | ¥17,800 (税込¥19,580) |


「Dyson V8 slim fluffy+」と「makita CL100DW」の基本仕様の比較は上記表のとおりです。
(上:Dyson V8 slim fluffy 下:makita CL100DW)
コンパクトさではmakita CL100DWのほうが小さくて、操作しやすそうですね。
Dyson V8 slim fluffyはパイプ部分が長くなっていて一見邪魔ですが、おかげで腰を屈めずに立ったまま掃除ができるという利点がありました。
次からは詳細に特徴をレビューしていきます。
「Dyson V8 slim fluffy+」レビュー
本体部分の重さは1.58kg
重さ
- スティック状態で掃除をしているときは、ほぼ支えているだけなので、それほど重さは気にならない
- ハンディ状態での掃除ではちょっと重たく感じる
ダイソンのシリーズのなかでは軽量化されたタイプとはいえ、1kgを下回る「makita CL100DW」よりは重くなります。
軽さを最重視として選ぶならmakita CL100DWの方が良いですね。
音の大きさ
- 多少音はするが、こもった音なので隣室などを気にするほどではない
たびたびデメリットとして挙げられるダイソン掃除機の駆動音の大きさですが、爆音の「makita CL100DW」を使っていたわたしからすると、だいぶマシです^_^
実際の音声付きの動画を撮ってみたので、ご覧ください。
【動画】Dyson v8 slim fluffy / makita CL100DW 駆動音比較 ※音量注意
makita CL100DW はとても夜は使えないような音が出てしまいます。
Dyson V8 slim fluffyはくぐもった様な音なので、それほど近隣に響いていないような気がします。
吸引力
- 細かいホコリまでバッチリ吸引してくれる。これは最高。
広告のキャッチコピーに偽りなしと知りました。かなり細かなゴミ・ホコリまで吸い取ってくれます。
参考に、SHARPの空気清浄機(KC-H50-W)の背面フィルターをソフトブラシで吸い取ってみました。
【動画】Dyson v8 slim fluffy ※音声なし
細かいホコリまで、キレ~~いに吸い取ってくれました!かなりの吸引力があることが分かりますね。
吸引後はこんな感じ。根こそぎ吸い取ってくれているようです。
「makita CL100DW」ではこのフィルターのホコリを吸引することはできませんので、吸引力には大きな差を感じました。
付属ツール
- フトンツール・ミニ ソフトブラシ はピンポイントの用途で効果を発揮
前述しましたが、Dyson V8 slim fluffy は「+(プラス)」のほうを購入すると、さらに3点の付属ツールが付いてきます。

このうち、特に個人的に気に入った二つをご紹介します。
■フトンツール
布団には数百万匹のダニやダニの死骸とそのフンがあるといわれています。
このツールを使うことで布団についてしまったらこれらを強力に吸い取ってくれます。

毎日からだが触れるものなので布団はいつも清潔にしておきたいものです。
■ミニソフトブラシ
ミニソフトブラシは先ほどのフィルター掃除の動画で使っていたパーツです。細かなホコリまでしっかり掻き出してくれます。
特に使って良かったのがキーボードの掃除です。ブラシと吸引力で奥に詰まったホコリまで吸い取ってくれて気持ち良い!
目に見えないところまで掃除できていることを実感!
「makita CL100DW」は付属ツールはひとつ、狭いところを吸い取るためのサッシノズルが付いています。
用途を限れば充分なのですが、ダイソンなら掃除場所の範囲がぐっと広がりますね。
「makita CL100DW」のパーツは先細のノズルのみ
使いやすさ
- 手を汚すことなく手軽ゴミ捨てできる
- ホコリで目詰まりすることもない
ゴミ捨ては、ゴミに触れることなく落とすことができます。
パカッと開いてポンッとゴミを落とす
ホコリで目詰まりすることなく、吸引力が変わらないようになっていますが、月に一度のフィルターの洗浄が必要です。
それも水で洗って乾かすだけなので簡単です。
欠点としては、このゴミが入る部分がすごいホコリまみれになることでしょうか。
もちろん誰に見せるわけでもないですし、拭き取ればとれるんですが、なんとなくね・・・。

makita CL100DWはフィルターがホコリで目詰まりするので、これを毎回水で洗うのが大変でした。
吸引力だけでなく、こういった部分も抜かりなく便利にしているのが、ダイソンが評価される所以なんでしょうね。
価格
- 高額!だが、現在値下がり傾向
- 価格コム調べでは・・・通常版:¥35,768 付属ツール付き:¥44,688 (2020.08.10現在)
いちばんのネックとなっている価格ですが、しかし最近は値下がり傾向にあるようです。
どうやら、スリムタイプの最新タイプDyson Digital Slim2020年6月に発売されたことが影響しているようです。
もしDyson V8 slim fluffyが廃盤品となった場合は、セールで安く販売されるかもしれませんので、購入を検討している方は注目ですね。
その他
- メーカー保証は2年間




高額商品を購入するときに気になるのは故障したときですよね。
ダイソンは2年間の保証がついているので安心感があります。
まとめ
今回はDyson V8 slim fluffy+をご紹介しました。
個人的なメリット・デメリットの総評は次のような感じでしょうか。
メリット
- ダイソンで不評だったサイズと重さを大幅に小型・軽量化(収納場所の省スペース化)
- 細かなホコリまで吸い取る抜群の吸引力
- ゴミ捨てに手が汚れない・手入れが楽などの快適さ
デメリット
- とにかく高額である。価格が性能に見合っていると感じるかは人による。
- 軽量化されたとはいえ、全然重くないわけではない。
とにかく価格が大きなポイントですよね。
私自身はいかにストレスがかからないかを重視した生活をしていますので、これだけの吸引力に加えて、ゴミ捨てとお手入れの手軽さを考えると、この価格に見合うだけの価値はあったかなあと感じています。
レビューは以上となります!
性能重視の方は、2020年6月に発売されたばかりのDyson Digital Slim
さらに軽量化され、それでいてパワフルな吸引力をキープしているそうです。
個人的にDyson V8 Slimよりよさそうと思える点はゴミを溜めるケース部分が丸洗いできるところですね。
最後に普通に掃除している動画をご覧いただいて、自分が使っているところを想像していただければ^_^
【「dyson v8 slim fluffy+」使用動画】



